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仕様及び取扱について

・ボルトヒーターの締付方法

​ボルトの中央にヒーター挿入孔をあけ、これにヒーターを挿入して加熱します。通電20~30分致しますとボルトが2/1000~3/1000程度伸びます。この時にヒーターの電源を切ると同時にナットを締め付けると常温に復帰した際に、ボルトは収縮されて強度な締付を行うことが可能です。

・ボルトヒーター寸法表

※標準寸法の一例です。その他お客様のご要望に応じて様々な寸法で設計しております。​御連絡下さい。

・ボルトヒーター設計参考事項

一般にボルトヒーターは電力密度7~8W/㎠が理想的です。この時のボルトヒーターの表面温度は700~800度です。しかし仕様の都合上、やむを得ない場合は9W/㎠のものまで製作いたします。

この場合、ボルト穴径とヒーター径等を考慮して設計しないと寿命に影響を与えます。

ボルトヒーターの外径は標準8㎜φですが6㎜φから30㎜φ程度、長さは3㎜φ程度まで電気容量に応じて設計致します。

ボルトヒーターの挿入孔は1~2㎜程度の余裕を取ることが必要です。

​※電力密度とはヒーター容量(W)を発熱面積(㎠)で除した値です。

 

​ 電力密度(W/㎠)=ヒーター容量(W)/ヒーター発熱表面積(㎠)

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